2020年06月

失敗したくない!新築の間取りを決めるときの注意点とコツを紹介

失敗したくない!新築の間取りを決めるときの注意点とコツを紹介

新築注文住宅は、新築ならではの間取りの自由度の高さが魅力です。しかし、初めての家作りでは「どのように間取りを決めればいいのか分からない…」と頭を抱えている方も多いですよね。

そこで今回は、新築の間取りで知っておくべき4つの注意点新築の間取りを決める際のコツについてご紹介します。新築の間取りで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

新築の間取りの決めるときの4つの注意点

ここでは、新築の間取りでよく起こる失敗例から知っておくべき4つの注意点についてご紹介します。

収納スペースが少ない

新築の間取りで失敗が多いのが「収納スペースの少なさ」です。家を建てる際、人が生活する部分だけに意識がいってしまいがちです。しかし、部屋を広く取りすぎて生活する上で重要な収納スペースが少なくなってしまわないように注意が必要です。収納スペースが大きいと部屋が狭くなると思いがちですが、モノをしっかりと収納できれば生活空間を広く使うことができます。そのため、新築の間取りを考える際は収納スペースについても十分検討することが大切です。

生活動線が悪い

生活動線とは、その家に住む家族が普段生活する上での基本的な動き、よくする移動の流れのことを言います。例えば、調理をしながら洗濯やお風呂掃除をするとき、キッチンから洗面所へ移動する動きも生活動線の1つです。このような生活動線がスムーズでないと、暮らしにくい家になってしまいます。そのため、生活動線を考える際は納得いくまでこだわった方がいいでしょう。生活動線を考える際は、自分や家族が朝起きてから、夜寝るまでにどこで何をするかをイメージして、毎日必ず通る導線に合わせた間取りとなっていることが理想的です。

コンセントの配置が悪い

注文住宅は自由に建てられるがゆえに、コンセントの配置についてあまり気にせず、あとからコンセントの配置が悪いことに気づくことも多いです。そのため、コンセントの配置は設計段階からしっかりと検討することが大切です。家の間取りを考えながら、生活動線、家電の場所をイメージし、どこにコンセントがあれば便利なのかを考えましょう。その際に、図面に家具の位置やコンセントの配置などを図面に書いておくと分かりやすく、失敗が少なくなります。

日当たりの問題

リビングの明るさは南側に隣家が建っていると暗くなってしまいがちですが、設計によって十分な光を取り込むことも可能です。具体的には、光がよく入る吹き抜け窓や、天候に左右されず安定して光が入る北側にもバランスよく窓を配置することで解決することが可能です。

ただし、日当たりが良すぎるのも注意が必要です。例えば、吹き抜けからの日当たりが強すぎて、日差しの強い日は眩しすぎて何も見えなくなったり、床材が日焼けして内装の劣化が早くなったりという問題があります。そのため、南側も北側もバランスよく日が当たるように設計するようにしましょう。

新築の間取りを決めるときのコツ

最後に、新築の間取りを決めるときのコツについてご紹介します。

土地に合わせて間取りを決める

土地によって間取りや家の形は変わってきます。例えば、土地に接する道路が北側の場合、道路に面した側にはトイレ、浴室などの水まわりの窓が多くなります。また、この場合、道路側からの視線を気にせず庭を設けることができることに加えて、日当たりの良いリビングになる間取りにすることが可能です。このように、その土地の形状に合わせて、土地の良さを最大限に発揮できる間取りを考えることが大切です。

周囲の環境に合わせて間取りを考える

土地の形状だけでなく、周囲の環境も考慮して間取りを考える必要があります。例えば、人通りが多い道路に面した土地であれば、騒音やプライバシーの面で住み心地が悪くならないように部屋の配置や窓の位置を考える必要があります。逆に自然に囲まれた静かな土地であれば、自然がある側に窓を設けることで、自然の光と良い眺望を得ることができます。

家族の中で優先順位を確認する

土地や周辺環境を考慮した上で、家族の中で要望や優先順位をつけていきます。まずは、家族の普段の生活スタイルや要望をもとに希望条件を整理します。そして希望条件を出し切ったら、家族の要望などをもとに優先順位をつけていきましょう。ただし、その際に、意見が異なる場合も出てくると思いますので、どうすればお互いの希望をかなえることができるのかよく話し合うことが大切です。

まとめ

失敗したくない!新築の間取りを決めるときの注意点とコツを紹介

今回は、新築の間取りで知っておくべき4つの注意点とコツについてご紹介しました。

新築注文住宅は、自分や家族のライフスタイルに合わせて自由に間取りを決めることができることが大きな魅力です。しかし、収納スペースやコンセントなどの細部にまで考慮しなかったために、後悔してしまう方も少なくありません。失敗を最小限に防ぐためにも、新築の間取りを考える際は、注意点を把握し、生活動線や周囲の環境などをもとにしっかりと検討をすることが大切です。

「正建工業」では注文住宅をはじめ、住宅リフォーム、店舗改装、オーダー家具制作、和モダンから大規模工事まで幅広く施工を承っている建築会社です。メイン事業の注文住宅はお客様からお客様へご紹介いただき、和風・洋風問わず多くの新築住宅を施工致しております。

新築注文住宅をご検討中の方は、「正建工業」にお気軽にご相談くださいませ。

どっちがお得?リフォームと建て替えのメリット・デメリットを紹介

どっちがお得?リフォームと建て替えのメリット・デメリットを紹介

住まいの築年数が20年以上過ぎてくると、リフォームをするか建て替えをするかで悩むケースが発生してきます。リフォームと建て替えには、費用や工事期間などさまざまな違いがあるため、それぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

そこで今回は、リフォームと建て替えのメリット・デメリットについてご紹介します。リフォームや建て替えを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

リフォームのメリット

リフォームとは、長年住んで劣化した住まいや、購入した中古住宅を新築同様の状態に戻すことを指します。ここでは、そんなリフォームのメリットについてご紹介します。

家の雰囲気を残すことができる

リフォームでは、ずっと住んできた思い入れのある家を壊さずに、改善したい部分だけを新しくできることが最大のメリットです。例えば、建て替えやリノベーションなどの場合、大掛かりな工事を行うため、今まで住み慣れて思い入れのある家の雰囲気はなくなってしまいます。そのため、できる限り今までの家の雰囲気を残したい場合はリフォームを行うのがおすすめです。

費用が安い

リフォームの場合、基本的に基礎部分や構造体をそのまま利用できるため、その部分のコストを抑えることができます。また、予算に応じて改善したい部分のみリフォームできるというメリットもあります。一方、建て替えの場合は、基礎や構造部分を壊して一から家を作るため、費用がどうしても高くなってしまうのです。

工事期間が短い

建て替えよりも工事期間が短く、約3ヶ月という短い期間でリフォームを行うことが可能です。また、部分リフォームなら、最短で1日〜数週間で終わる場合もあります。

リフォームのデメリット

リフォームにはたくさんのメリットがありますが、少なからずデメリットもあります。ここからは、リフォームのデメリットについてご紹介します。

間取りの制約が大きい

リフォームは建て替えに比べて、家族構成に合った間取りの変更や住宅設備に制限があり、自由度が少ないことがデメリットとして挙げられます。例えば広いリビングを作ろうとしても、”動かせない柱”があることで、部屋の中央に柱が残ってしまうというケースも珍しくありません。

費用が高額になることもある

一部の大規模なリフォームを除いて、土台や柱、梁などはそのままのため、強度や耐震性が改善できるわけではありません。また、そういった家の構造部分や土台などを強化するといった工事をリフォームの範囲で行うと、費用が高くついてしまうことがあるため注意が必要です。

建て替えのメリット

建て替えとは、老朽化した建物を壊して、新たに住居を建築することを指します。ここからは、建て替えのメリットについてご紹介します。

理想の間取りに変更できる

建て替えでは、家をすべて解体し、新築のように建て直すためリフォームと比べると間取りの自由度がはるかに高くなります。また土地にもよりますが、窓の位置や水まわりの位置も自由に選べるため、ご自身のライフスタイルに合わせたプランを立てることができます。

耐震化などの施工がしやすい

築年数が古い家では、どうしても耐震性や断熱性などの基本性能が低いことが多いです。しかし、建て替えの場合は、1から建物全体で設計を行うため、耐震性や断熱性など家全体を最新の建築技術で仕上げることが可能です。

建て替えのデメリット

建て替えもリフォームと同様にメリットだけでなく、デメリットもあります。最後に、建て替えのデメリットについてご紹介します。

費用が高い

建て替えの場合、家をすべて一新するため、リフォームやリノベーションよりも費用がかかってしまいます。費用が高額になってしまう理由には、建物の解体費用が主な要因です。さらに、建て替えでは約5ヶ月〜半年と工事期間が長いため、仮住まいやそれに伴う引っ越し費用も必要となります。

以前よりも小さい家になる可能性もある

建て替えの場合、建築基準法や地域の条例によって制限を受ける可能性があります。そのため、家を建てた時点から現在までに、法内容が改正されている場合、以前と同じように建てることができない可能性もあります。例えば、建ぺい率の変更により、建て替えると今よりも住まいの規模を小さくしなくてはならない場合があるのです。

まとめ

どっちがお得?リフォームと建て替えのメリット・デメリットを紹介

今回はリフォームと建て替えのメリット・デメリットについてご紹介しました。

リフォームと建て替えはどちらもメリット・デメリットがあります。そのため、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、ご自身の住まいの現状やご家族の要望に合わせてどちらがいいかを検討することをおすすめします。

住まいのリフォームを検討中の方は「正建工業」にぜひお問い合わせください。当社では、注文住宅をはじめ、住宅リフォーム、店舗改装、オーダー家具制作、和モダンから大規模工事までさまざまな施工を承っております。

多様なライフスタイルに合わせてお客様が満足頂けるようなご提案をさせて頂きますので、住まいのリフォームを検討中の方は「正建工業」にお気軽にご相談くださいませ。