コラム

どっちがお得?リフォームと建て替えのメリット・デメリットを紹介

どっちがお得?リフォームと建て替えのメリット・デメリットを紹介

住まいの築年数が20年以上過ぎてくると、リフォームをするか建て替えをするかで悩むケースが発生してきます。リフォームと建て替えには、費用や工事期間などさまざまな違いがあるため、それぞれのメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

そこで今回は、リフォームと建て替えのメリット・デメリットについてご紹介します。リフォームや建て替えを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

リフォームのメリット

リフォームとは、長年住んで劣化した住まいや、購入した中古住宅を新築同様の状態に戻すことを指します。ここでは、そんなリフォームのメリットについてご紹介します。

家の雰囲気を残すことができる

リフォームでは、ずっと住んできた思い入れのある家を壊さずに、改善したい部分だけを新しくできることが最大のメリットです。例えば、建て替えやリノベーションなどの場合、大掛かりな工事を行うため、今まで住み慣れて思い入れのある家の雰囲気はなくなってしまいます。そのため、できる限り今までの家の雰囲気を残したい場合はリフォームを行うのがおすすめです。

費用が安い

リフォームの場合、基本的に基礎部分や構造体をそのまま利用できるため、その部分のコストを抑えることができます。また、予算に応じて改善したい部分のみリフォームできるというメリットもあります。一方、建て替えの場合は、基礎や構造部分を壊して一から家を作るため、費用がどうしても高くなってしまうのです。

工事期間が短い

建て替えよりも工事期間が短く、約3ヶ月という短い期間でリフォームを行うことが可能です。また、部分リフォームなら、最短で1日〜数週間で終わる場合もあります。

リフォームのデメリット

リフォームにはたくさんのメリットがありますが、少なからずデメリットもあります。ここからは、リフォームのデメリットについてご紹介します。

間取りの制約が大きい

リフォームは建て替えに比べて、家族構成に合った間取りの変更や住宅設備に制限があり、自由度が少ないことがデメリットとして挙げられます。例えば広いリビングを作ろうとしても、”動かせない柱”があることで、部屋の中央に柱が残ってしまうというケースも珍しくありません。

費用が高額になることもある

一部の大規模なリフォームを除いて、土台や柱、梁などはそのままのため、強度や耐震性が改善できるわけではありません。また、そういった家の構造部分や土台などを強化するといった工事をリフォームの範囲で行うと、費用が高くついてしまうことがあるため注意が必要です。

建て替えのメリット

建て替えとは、老朽化した建物を壊して、新たに住居を建築することを指します。ここからは、建て替えのメリットについてご紹介します。

理想の間取りに変更できる

建て替えでは、家をすべて解体し、新築のように建て直すためリフォームと比べると間取りの自由度がはるかに高くなります。また土地にもよりますが、窓の位置や水まわりの位置も自由に選べるため、ご自身のライフスタイルに合わせたプランを立てることができます。

耐震化などの施工がしやすい

築年数が古い家では、どうしても耐震性や断熱性などの基本性能が低いことが多いです。しかし、建て替えの場合は、1から建物全体で設計を行うため、耐震性や断熱性など家全体を最新の建築技術で仕上げることが可能です。

建て替えのデメリット

建て替えもリフォームと同様にメリットだけでなく、デメリットもあります。最後に、建て替えのデメリットについてご紹介します。

費用が高い

建て替えの場合、家をすべて一新するため、リフォームやリノベーションよりも費用がかかってしまいます。費用が高額になってしまう理由には、建物の解体費用が主な要因です。さらに、建て替えでは約5ヶ月〜半年と工事期間が長いため、仮住まいやそれに伴う引っ越し費用も必要となります。

以前よりも小さい家になる可能性もある

建て替えの場合、建築基準法や地域の条例によって制限を受ける可能性があります。そのため、家を建てた時点から現在までに、法内容が改正されている場合、以前と同じように建てることができない可能性もあります。例えば、建ぺい率の変更により、建て替えると今よりも住まいの規模を小さくしなくてはならない場合があるのです。

まとめ

どっちがお得?リフォームと建て替えのメリット・デメリットを紹介

今回はリフォームと建て替えのメリット・デメリットについてご紹介しました。

リフォームと建て替えはどちらもメリット・デメリットがあります。そのため、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、ご自身の住まいの現状やご家族の要望に合わせてどちらがいいかを検討することをおすすめします。

住まいのリフォームを検討中の方は「正建工業」にぜひお問い合わせください。当社では、注文住宅をはじめ、住宅リフォーム、店舗改装、オーダー家具制作、和モダンから大規模工事までさまざまな施工を承っております。

多様なライフスタイルに合わせてお客様が満足頂けるようなご提案をさせて頂きますので、住まいのリフォームを検討中の方は「正建工業」にお気軽にご相談くださいませ。

キッチンの種類とは?キッチンリフォームのタイミングも併せて紹介

キッチンの種類とは?キッチンリフォームのタイミングも併せて紹介

キッチンはリフォームの満足度を大きく左右すると言っても過言ではないほど、住まいの重要な場所です。しかし、キッチンは選べる種類が多いため、どのタイプのキッチンにすればいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、キッチンリフォームのタイミング代表的なキッチンの種類についてご紹介します。キッチンリフォームを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

キッチンリフォームのタイミング

一般的に、キッチン本体の耐用年数は15〜20年程度と言われています。しかし、普段の使い方やお手入れによって変わってくるためこれはあくまでも目安となります。キッチン本体が寿命を迎えるというより、水栓・ガスコンロ・レンジフードなどの設備機器の故障や不具合によってリフォームを行う方が多いです。

キッチンの種類

ここからは、キッチンの代表的な種類についてご紹介します。

アイランドキッチン

「アイランドキッチン」とは、「アイランド=島」という言葉の通り、キッチンを壁面から独立させて、島のように設置されたキッチンのことです。アイランドキッチンの最大のメリットは、その開放感です。壁や仕切りがないため、キッチンへの出入りがしやすいことに加えて、視界を遮るものがないため、家族とのコミュニケーションも取りやすいです。また、全方向からキッチンを囲めるため、ホームパーティや家族で料理をする機会が多い人にもおすすめです。

ペニンシュラキッチン

キッチン本体の左右どちらかが、壁に接している対面式キッチンのことを「ペニンシュラキッチン」と言います。ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと同様に対面式キッチンなので、リビングやダイニングにいる人とのコミュニケーションが取りやすいことがメリットです。また、キッチンの片側だけを壁付けするレイアウトなので、「アイランドキッチン」と比べて設置スペースが小さくて済むことも魅力の1つです。

I型キッチン

「I型キッチン」とは、コンロからシンクまで横一直線に並んでいるキッチンのことを言います。一般的な住宅で使われることの多いI型キッチンには、対面式と壁付け式の2種類があります。

対面式の場合、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンのように、リビングを見渡せる一方、高さのあるカウンターでキッチンのゴチャゴチャした生活空間を隠すことができるのが特徴です。キッチンの前にカウンターができるため、「セミオープンキッチン」とも呼ばれます。

一方、キッチンの前方が壁になっている壁付け式の場合は、壁に調理器具をかけたり、調味料をしまう場所を作ったりすることで、有効にキッチンスペースを活用できることが特徴です。設置スペースが他のタイプと比べてコンパクトなため、スペースが限られている住宅でも導入がしやすいことがメリットです。しかし、近年ではリビングやダイニングにいる家族の様子を見ることができないなどの理由で、対面式のI型キッチンを選ぶ方が増えてきています。

L字型キッチン

シンクとコンロがL字型に配置されているキッチンを「L字型キッチン」と言います。身体の向きを変えるだけで、シンクやコンロを使うことができるため、調理中の移動を少なくできることがメリットです。また、作業スペースが広く取れるため、シンクで野菜を切る人と、コンロで別の料理を作る人などと、分担して作業することも可能です。L字型キッチンのデメリットとしては、設置スペースを広く取る必要があるため、ダイニングやリビングが狭くなってしまう可能性があります。

セパレート型キッチン

「セパレート型キッチン」とは「Ⅱ型キッチン」とも呼ばれ、シンクとコンロが分かれており、それぞれキッチン台が2列に平行に並んでいるキッチンタイプのことです。シンクとコンロが分かれているため、作業スペースが広く取れることができます。また、壁に向かって作業できるため、壁付けキッチンのように料理に集中しやすいこともメリットの1つです。ただし、セパレート型キッチンはシンクとコンロが分かれているため、洗った食器や食材などの濡れたものを移動するときに床に水が垂れやすいというデメリットがあります。シンクとコンロを使いやすい位置に設置することがポイントです。

まとめ

キッチンの種類とは?キッチンリフォームのタイミングも併せて紹介

今回は、キッチンリフォームのタイミングとキッチンの代表的な種類についてご紹介しました。

キッチンの種類はそれぞれメリット・デメリットがあります。また、どのキッチンを選ぶかによって家全体の間取りやレイアウトも大きく変わってきます。キッチンリフォームを検討中の方は、ぜひこちらの記事を読んで、キッチンリフォームの参考にして頂ければ幸いです。

また、キッチンリフォームを検討中の方は「正建工業」にぜひお問い合わせください。当社では、注文住宅をはじめ、住宅リフォーム、店舗改装、オーダー家具制作、和モダンから大規模工事までさまざまな施工を承っております。

キッチンリフォームでは、ご家庭に合わせてオンリーワンのキッチンになるようなリフォームをご提案致しております。キッチンリフォームを検討中の方は「正建工業」にお気軽にご相談くださいませ。