2020年06月22日

失敗したくない!新築の間取りを決めるときの注意点とコツを紹介

失敗したくない!新築の間取りを決めるときの注意点とコツを紹介

新築注文住宅は、新築ならではの間取りの自由度の高さが魅力です。しかし、初めての家作りでは「どのように間取りを決めればいいのか分からない…」と頭を抱えている方も多いですよね。

そこで今回は、新築の間取りで知っておくべき4つの注意点新築の間取りを決める際のコツについてご紹介します。新築の間取りで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

新築の間取りの決めるときの4つの注意点

ここでは、新築の間取りでよく起こる失敗例から知っておくべき4つの注意点についてご紹介します。

収納スペースが少ない

新築の間取りで失敗が多いのが「収納スペースの少なさ」です。家を建てる際、人が生活する部分だけに意識がいってしまいがちです。しかし、部屋を広く取りすぎて生活する上で重要な収納スペースが少なくなってしまわないように注意が必要です。収納スペースが大きいと部屋が狭くなると思いがちですが、モノをしっかりと収納できれば生活空間を広く使うことができます。そのため、新築の間取りを考える際は収納スペースについても十分検討することが大切です。

生活動線が悪い

生活動線とは、その家に住む家族が普段生活する上での基本的な動き、よくする移動の流れのことを言います。例えば、調理をしながら洗濯やお風呂掃除をするとき、キッチンから洗面所へ移動する動きも生活動線の1つです。このような生活動線がスムーズでないと、暮らしにくい家になってしまいます。そのため、生活動線を考える際は納得いくまでこだわった方がいいでしょう。生活動線を考える際は、自分や家族が朝起きてから、夜寝るまでにどこで何をするかをイメージして、毎日必ず通る導線に合わせた間取りとなっていることが理想的です。

コンセントの配置が悪い

注文住宅は自由に建てられるがゆえに、コンセントの配置についてあまり気にせず、あとからコンセントの配置が悪いことに気づくことも多いです。そのため、コンセントの配置は設計段階からしっかりと検討することが大切です。家の間取りを考えながら、生活動線、家電の場所をイメージし、どこにコンセントがあれば便利なのかを考えましょう。その際に、図面に家具の位置やコンセントの配置などを図面に書いておくと分かりやすく、失敗が少なくなります。

日当たりの問題

リビングの明るさは南側に隣家が建っていると暗くなってしまいがちですが、設計によって十分な光を取り込むことも可能です。具体的には、光がよく入る吹き抜け窓や、天候に左右されず安定して光が入る北側にもバランスよく窓を配置することで解決することが可能です。

ただし、日当たりが良すぎるのも注意が必要です。例えば、吹き抜けからの日当たりが強すぎて、日差しの強い日は眩しすぎて何も見えなくなったり、床材が日焼けして内装の劣化が早くなったりという問題があります。そのため、南側も北側もバランスよく日が当たるように設計するようにしましょう。

新築の間取りを決めるときのコツ

最後に、新築の間取りを決めるときのコツについてご紹介します。

土地に合わせて間取りを決める

土地によって間取りや家の形は変わってきます。例えば、土地に接する道路が北側の場合、道路に面した側にはトイレ、浴室などの水まわりの窓が多くなります。また、この場合、道路側からの視線を気にせず庭を設けることができることに加えて、日当たりの良いリビングになる間取りにすることが可能です。このように、その土地の形状に合わせて、土地の良さを最大限に発揮できる間取りを考えることが大切です。

周囲の環境に合わせて間取りを考える

土地の形状だけでなく、周囲の環境も考慮して間取りを考える必要があります。例えば、人通りが多い道路に面した土地であれば、騒音やプライバシーの面で住み心地が悪くならないように部屋の配置や窓の位置を考える必要があります。逆に自然に囲まれた静かな土地であれば、自然がある側に窓を設けることで、自然の光と良い眺望を得ることができます。

家族の中で優先順位を確認する

土地や周辺環境を考慮した上で、家族の中で要望や優先順位をつけていきます。まずは、家族の普段の生活スタイルや要望をもとに希望条件を整理します。そして希望条件を出し切ったら、家族の要望などをもとに優先順位をつけていきましょう。ただし、その際に、意見が異なる場合も出てくると思いますので、どうすればお互いの希望をかなえることができるのかよく話し合うことが大切です。

まとめ

失敗したくない!新築の間取りを決めるときの注意点とコツを紹介

今回は、新築の間取りで知っておくべき4つの注意点とコツについてご紹介しました。

新築注文住宅は、自分や家族のライフスタイルに合わせて自由に間取りを決めることができることが大きな魅力です。しかし、収納スペースやコンセントなどの細部にまで考慮しなかったために、後悔してしまう方も少なくありません。失敗を最小限に防ぐためにも、新築の間取りを考える際は、注意点を把握し、生活動線や周囲の環境などをもとにしっかりと検討をすることが大切です。

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